そもそも血圧とは?
血圧とは、血液が動脈を押し広げようとする圧力のことです。心臓が収縮するとき最も高くなり、逆に心臓が拡張するとき最も低くなります。心臓が送り出す血液の量と血管内の血液の流れやすさによって血圧を測定します。そこで高血圧とは、血管に強い圧力がかかりすぎていることです。血圧は日々変動するものなので、たまたま血圧を測ったら高かった。というような状態は高血圧とは言いません。血圧を繰り返し測っても高い数値が出る場合に高血圧症と診断されるのです。日本高血圧学会 高血圧治療ガイドライン2004高血圧は自覚症状がなく、ゆっくり進行していくので、ある日突然、合併症を起こして死に至ることもある怖い病気なんです・・・。合併症の例は脳卒中や心筋梗塞、心不全、腎不全など。普段血圧を測らない人は、知らないうちに病が近づいてるかも知れません。血圧くらいと甘く考えないで、普段から血圧測定することをおすすめします。高血圧の自覚をお持ちの方は、早めの対処を!